第1482回例会(横山年度第14回)
2021年12月14日(火)12:30~ 熊野大社證誠殿
横山仁会長挨拶
以前4つのテストの話をしましたが、皆さんご存知の通り四つのテストはシカゴRCのハーバートテーラー氏が作りました。そしてのちに彼はRI会長になりました。四つのテストはロータリアンであれば知らない人はいませんが、四つのテストがビジネスの繁栄に結びついていたという事は知らない方の方が多いと思います。1932年彼はある倒産しかけている会社を引き受けその責任者となりました。会社は負債が資産を40万ドル超過していました。当時の40万ドルは今のお金に換算すると少なくとも400万ドル以上だったそうです。どうしたらこの会社を立て直すことが出来るか彼の苦しい日々が続きました。特に競争相手の会社にはない特色を探さなければなりません。そして1932年7月のある日、神に祈り四つのテストを思いついたそうです。この四つのテストに基づいて、会社の在り方を再検討してみた結果如何に四つのテストの精神が、今までの会社のやり方と矛盾しているかに気付いたそうです。例えば真実かどうかという点について、広告ひとつとってみても、四つのテストの精神からかけ離れていました。約2カ月の間4つのテストについて深く考え、やれるという自信を得た彼は社長として4つの部門の責任者をよんで、四つのテストについて説明し、意見を求めたそうです。その4人のうち1人はカトリック教徒、1人はクリスチャン、1人はユダヤ教徒、1人は長老派の信者でした。4人とも四つのテスト、つまり真実、公正、善意と友情、皆のために、などの精神は彼らの信仰に合致するし、さらに会社のモラルを高め、ビジネスの成功、発展にも繋がると考え賛成したそうです。やがて会社の全従業員は、四つのテストを暗記し、それを基に行動するように求められたそうです。そして例えば広告は、誇大広告の部分は削られましたが、その結果一般の人々の信用をより得る事が出来、商売には競争相手がつきものでありますが、競争相手の製品に対する中傷、攻撃は控えられ、相手方の信頼と友情をより得ることができました。そして自分たちと関係する人々の信頼と友情を得ることは、ビジネスの成功に不可欠であることを学んだそうです。彼の会社では20年間にわたり四つのテストを守ることにより、ビジネスの上で販売は増え、利益は上がりました。1932年には破産の一歩手前の会社が業績を回復し、20年間の間に負債を全部返したのみならず、200万ドルの資産を得て、株主には100万ドルの配当をする事が出来たそうです。四つのテストによる金銭以外の報酬はより大きなものがありました。お客さんや、競争相手の人々、一般の人々の善意、友情、信頼を勝ち取ることが出来ました。勿論モラルを高めるという大きな報酬も得ました。私たちにとっては夢のような話ですが、ハーバートテーラー氏が四つのテストを作り会社の危機を乗り越え、成し遂げてきた功績が100年以上経った今もなおロータリークラブで唱和されております。企業の発展、売り上げの向上、そして会社に貢献できるより良い人材の育成の為朝礼などで唱和して頂きたいと思っております。
ゲスト紹介
RID2800 AG 今野永順様
幹事報告 安部直樹幹事
*事務所移転引っ越し12/21 09:30~ 可能な方お手伝いをお願いします
*社会奉仕委員会
フードバンク活動、南陽市の関係機関と連携して年内に実施の予定
200個の食料を提供予定、XMAS、お正月も検討中
まずは実施、次につなげていきたい
スマイル
和田 廣君・・・今野AGに感謝
本田 義則君・・・今野AGに感謝
黒澤 信彦君・・・今野AGに感謝、早退します
金子 公男君・・・先週欠席のスマイル
佐藤 文男君・・・梨郷神社様に感謝
本間 宗一君・・・沖縄の軽石です、親戚がボランティアで回収
プログラム RID2800 AG 今野永順様
*コロナ禍での各クラブの活動の現状
*周年行事等の紹介
*IM小国RCがホスト、計画中。コロナ禍、会場を2カ所に分けて実施
なんとか成功させたい
*地区大会は5/29・30東根
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神職という立場から、来年の「干支」のお話し
平成4年は「壬寅」
「壬」「寅」陰が陽に転じる時期を示す。
平成3年は長引く疫禍により影のおちた社会、壬寅の年ではさらに
陰陽相具する虎の猛威と霊性とにあやかれる一年となることを切に
祈念したい。
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