2018年5月29日火曜日

5/29例会:ローターアクト活動報告と卒会するローターアクターの卓話

第1350回例会(丸森年度第42回)

2018年5月29日(火)12:30~ ハイジアパーク南陽

丸森英一会長挨拶

5月26日、何げなく山形新聞を見ていると米沢ロータリークラブの創立60周年の一面を使った全面広告が出ていました。あわててカレンダーを確認するとグランド北陽で式典が取り行う事がメモして有りました。会長は九里廣忠氏、実行委員長は内藤文徳氏で会員64名が笑顔の写真で載っていました。姉妹クラブとして会津若松ロータリークラブ、友好クラブとして陸前高田ロータリークラブ、東京品川ロータリークラブ、海外にもプノンペンのパンニャサ大学そしてメコン大学にも奨学金援助を行い、昨年プノンペン・メトロ・ロータリークラブとの友好を結んだとの事です。そして約2時間の記念式典がありました。その中で記念事業として東北中央自動車道の開通に伴なう道の駅米沢に「ハナミズキ」「サンシュウ」「ウコギ」の植樹を行ったとの事で、その式典には当クラブの和田廣パストガバナーも一作ガバナーの代理として参加なされたスライドの上映もありました。その後中川米沢市長の御礼の挨拶もあり、式典は終了その後田中作次元RI会長の記念講演があり、16:50~18:40まで祝賀会が取行われました。まさに素晴しい式典でした。
さて今日のプログラムは大竹一晴地区ロータリーアクト少委員長によるお話しとなります。大竹委員長には当クラブ内でも全面的に助力頂いております。改めて感謝申し上げ、お話を拝聴させていただきます。

幹事報告 横山幹事

  • 寒河江さくらんぼロータリークラブさんから創立30周年記念誌が届きましたので回覧します。

委員会報告

  • 黒澤信彦次年度幹事・・・例会終了後に次年度理事会を開催します。

スマイル

  • 高橋正一君・・・5/22夜の例会エストご利用ありがとうございました。
  • 鈴木俊明君・・・先々週、アラブ首長国連邦のドバイに行って来ました。中東イスラム圏の国で貴重な体験が出来ました。
  • 後藤利昭君・・・ローターアクトの島貫さんも今年6月で卒会です。ご苦労様でした。
  • 黒澤信彦君・・・先日、グランドハイアットの田植え無事終了しました。マスコミでも紹介されましたのでスマイルします。明日はプロサッカー選手「小林祐希」と田植えします。
  • 丸森英一君・・・IMの折、島貫さんには大変お世話になりました。
本日5名、7千円のスマイルが集まりました。全て社会奉仕に利用いたします。ありがとうございました。

南陽東ローターアクトクラブへの助成金贈呈


本日のプログラム

南陽東ローターアクトを6月末で卒会するお二人に思いを語っていただきました。

ローターアクター島貫恵さん

(概要)
ローターアクトでの10年の思い出と感謝。6月で私と竹田君,須藤君の三人が卒会します。
これまで続けられたのは、後藤先生をはじめ職場の方々の理解と多くのロータリアンから温かい支援をいただいたおかげです。
きっかけは後藤先生に勧められたこと。当時の私は職場と家の往復だけだったので、新しい世界に飛び込みたかった。
それまでの生活で知り合うことがなかった多くの人たちと出会えた。職業・出身が違う人たち、またロータリーの方々とも知り合えた。
ローターアクトとでの企画運営を責任を持って取り組み、各自のアイディアを持ち寄り実現した喜びと、準備の過程も楽しかった。
特に年次大会の成功は、入っていなければできない大きな経験だった。終わった後、涙が止まらなかった。
東日本大震災のボランティア活動も特に記憶に残っている。現地に行き、女性としどう参加していいか悩んだ。テレビでは伝わらないヘドロの匂いが今でも忘れられない。全国から集まったボランティアの人たちと話をして、行動することの大切さを学んだ。
今の私を作ったのはローターアクトの経験が大きい。楽しいばかりでなく苦しくて涙したことも、やめたくなったこともあった。でもやめなかったのはたくさんの仲間がいて、応援してくれる人がいたから。
本当にありがとうございました。

ローターアクター竹田貴大君

(概要)
入会のきっかけは和田社長から呼ばれ「入れ」と言われ、なんだか分からないまま入会した。
学んだことは、自分たちで企画運営をして成功させた喜びと達成感。スポーツ交流会をするときも、運動が苦手な人もいるだろうことを配慮してアイディアを出して企画した。いい経験だった。
クラブの代表を務めた年は、問題などもあり皆様にご迷惑をおかけした。でもそういう経験を通して、自分が大きくなれたと思う。社長から声をかけてもらえたことは光栄。背中を押されて入会した。この経験を生かして会社に貢献できたらと思う。
やめたいときもありましたが、自分が成長するためにここにいるのだと思うと、貴重な体験をさせていただいたと思う。
多くのアクトの仲間が全国各地にできた。卒会したアクトの仲間とも声をかけてもらえた。結婚式に呼んでくれた方もいる。
2年後に地区代表が回ってくる。今の淀野代表が代表ノミニーになる。
一人でも多くの会員を入れていただけるようお願いします。
これまでローターアクトで関わることが出来た皆様と、入会を勧めてくれた和田社長に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

ローターアクトを振り返って 2800地区ローターアクト小委員会 大竹一晴 委員長

現在ローターアクトクラブは地区内に米沢RAC, 南陽東RAC, 鶴岡RAC, 酒田RAC, 文教大学RACの5クラブ40名。それぞれに提唱スポンサークラブによって支えられています。
「ローターアクトの目的は、青年男女が個々の能力の開発に当たって役立つ知識や技能を高め、それぞれの地域社会における物質的、あるいは社会的なニーズと取組み、親睦と奉仕活動を通じて全世界の人々の間により良い信頼関係を推進するための機会を提供することにある」とあります。
地区内では地域の奉仕活動、例えば老人ホーム等の車椅子清掃、海岸や公園のごみ拾いなどを積極的に行っております。
ローターアクトクラブのメンバーは基本18~30歳の青年ですが、30歳を超えて在籍してくれているメンバーも5割に上ります。
私は地区小委員長を拝命して3年、当クラブの青少年奉仕委員長を拝命して2年が過ぎようとしています。3年目には何らかの結果を出したいと考えていました。
3年という時間をいただきはっきり見えてきたことは、メンバーの減少です。
地区内には奉仕活動を考えている若者が多くいますが、方法が分からなかったり、勤務時間以外の時間を活動に使うことを躊躇する若者も多いのが現実です。
現在も将来も、我々ロータリアンがいちいち示さなくても、ローターアクターは立派に活動していけると思います。ただ、彼らに不足していることは人数とお金の確保ではないでしょうか。
これらの事とにこそロータリアンが手を差し伸べることではないでしょうか。
私の3年間の結論として、2800地区全体で各ローターアクトクラブを支えるような組織にできないものか考えています。
人数が減少しても、今まで以上の活動をしてもらうための予算を支援することが必要なのではないでしょうか。
次期の委員長にもそのことを強くお願いして今回の話を終わらせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。

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例会終了後、第1回次年度理事会が行われました。

2018年5月22日火曜日

5/22例会:ぶどう農家・ワイン醸造家 藤巻一臣氏

第1349回例会(丸森年度第41回)

2018年5月22日(火)18:30~ エスト

丸森英一会長挨拶

 大分、日も長くなって来ました。今日のプログラムは久しぶりの夜の移動例会となります。ここエストさんで外部ゲストとして、ワイン醸造家の藤巻一臣さんからのお話をお聞きし、その後サローネグループゼネラルマネージャーの藤巻さんから提供頂いたワインを楽しみながらの懇談会となります。これまで赤湯地区には4つのワイナリーがあり、皆上手くいっている様です。私の隣の酒井ワイナリーさんからの話ですが、酒井ワイナリーさんは東北では一番古いワイナリーです。4つのワイナリーとも苦しい時代を知っている強みがあるという事です。と言いますのは戦時中モールス信号などで交信していたのですが、その機械の絶緑体として酒石酸が使われており、その増産のため酒造免許が大量に発行されたそうです。もとより酒石酸を取るための醸造であったため、ワインの味は欠けており、赤湯のワインを多く飲むと次の日頭が痛くなるとの話が広まり、その払拭に十年以上もかかったとの事です。うちでもブドウを大規模に生産していましたので、酒石酸なども見たような思いがあります。もしかすると後年になって話を聞いて覚えている様な気になっているかもしれませんが、その記憶では青色の正八面体のきれいな物でした。
 今日はサローネグループのワインですので、おいしく頂き皆様と共に楽しみたいと思っています。

幹事報告 横山幹事

  • 各委員会の案内と次年度からの案内は必ず事務局を通すようにお願いします。

委員会報告

  • 親睦委員会 佐藤文男委員長・・・6月19日年度替え例会への出席のお願い

本日のプログラム

ぶどう農家・ワイン醸造家
株式会社グレープリパブリック 取締役/General Manager 藤巻一臣氏 講話

(概要)
ALONEグループという会社は東京本社でイタリアンレストランを6店舗経営/ソムリエ業務をしていた/
南陽市に移住したきっかけは震災/東北の状況をテレビで見て、何かできないか/Twitterを利用して呼びかけ、避難所に温かい食べ物を届けたい。石巻中学校で200人分提供/フレンチや和食などの業界からも賛同を得、メーカーから食材提供を受けて被災地に何度も炊き出し/落ち着いてきたころ、代表取締役の平の実家が赤湯温泉なので、丹泉ホテルに泊まって帰ることに/赤湯の印象は風景が良い/10月でぶどう収穫の後で、少し食べた/翌年4月に再度赤湯訪問した際、ぶどう畑が4分の1に減っていた。/
2013年に大阪にレストランを立ち上げ。大阪の繁華街でワイナリーを始めた人と知り合う。彼のぶどう畑を手伝う。
東京へ戻り、ワイン造りを勧められる/ぶどうやるなら山形と思った/半年後に山形に引っ越し/
地域のぶどう農家を手伝おうと申し出たが、初めはすべて断られた。地域の人足手伝いをしているうちに手伝いを許され、放置されていた園地を借りた。/一人で苦労していると、色々教えてもらえるようになり、初めの年に100㎏だけ収穫。それを醸造家へ/
南陽市役所で農業委員会などなかなか認めなかったが、商工観光課から声がかかり、6次産業化のプロジェクトとして事業計画。一気に進めることした。/山形は既に沢山のぶどうがある。美味しい原料が手に入る。それを利用して混ぜ物をしないワインを作りたかった。

ワインをいただきながら懇親会 平林敏男君の乾杯


2018年5月15日火曜日

5/15例会:ペットと楽しく暮らすために

第1348会例会(丸森年度第40回)

2018年5月15日(火)12:30~ ハイジアパーク南陽

会長挨拶・丸森英一

私は60年来のホークスファンです。関西地区の私鉄は南海、阪急、近鉄共にパセフィクに球団を持っていました。当時の南海は西鉄と共に強い方の球団でしたが会社としての規模から言えば阪急、近鉄には、はるかに及ばず選手の年報も低く押さえられシブチン南海などと言われていました。球場はすり鉢型をしており、今でもホームチームのラッキーセブンに行われる風船飛ばしは、そこでは紙飛行機とばしでした。
皆さんの中で巨人ファンが多いと思いますが、日本テレビは民放のさきがけで常に巨人戦を放映していた事、長嶋、王などのスター選手をかかえセリーグでは圧倒していた事などもあると思います。東日本では多くの巨人ファンと一部のアンチ巨人ファンがほとんどだったと思います。大相撲などを含め、間の有るスポーツだったのでサッカーなど一瞬も目を離せないスポーツの観戦は、日韓戦やワールドカップ以外は余り興味がありません。三つ子の魂と言いますが、どうしても幼い頃から馴んだ物は抜けない様です。ですからピョンチャンオリンピックでもフィギュアスケートや女子のスポーツスケートなど金メダルを取ったスポーツ以外でも間が多いカーリングを多くの時間見ていました。
さて、本日のプログラムでは「ペットと楽しく暮らすために」とのテーマで置賜保健所生活衛生課の後藤芳恵様より、お話しを頂きます。身近なペットの話ですので楽しみにしております。

幹事報告

  • 定例理事会 例会終了後
  • 会員2名退会
  • RAC助成金不足の件、助成
  • 年度替え例会の件承認となりました。
  • IAC年次大会の件、欠席で承認

委員会報告

  • 次週5/22は移動例会 エストさん 18:30
  • 次年度国際奉仕委員会 5/16 18:30 富田屋さん
  • 会員増強委員会、本日例会終了後
  • 次年度各委員会の計画書、5/31まで
  • 5/29例会終了後 次年度第1会理事会
  • 社会奉仕委員会、5月の企業創立、入会記念

スマイル

  • 平林 敏男君・・・本日の外部ゲストに
  • 高橋 眞己君・・・外部ゲストに
  • 丸森 英一君・・・外部ゲストに
  • 川井 利幸君・・・来週のワイン例会、仕事で欠席

プログラム ペットと楽しく暮らすために

置賜総合支庁保健所生活衛生課乳肉衛生管理主査 後藤 芳恵 様

  • 飼い主になるということは全てに責任を持つこと
  • 命を預かる責任
  • 社会に対するマナー
  • イヌ、ネコの飼い方のルール
  • 多い苦情相談
  • 病気の話(狂犬病、フィラリア・・・)
  • 不妊去勢手術をしましょう
  • ペットの健康管理
  • 動物から人の移る病気
動物の命を大切にする心を持ちましょう。飼い主も動物も幸せになりましょう。周りの人も幸せになるように。

動物愛護法第7条

健康と安全の保持、病気の正しい知識と予防、迷子にさせない対策、命を終えるまで飼う
管理できる繁殖制限。所有を明示する。
動物の遺棄虐待は犯罪です、100万円以下の罰金。

2018年5月8日火曜日

バリー・ラシンRI会長エレクト テーマ講演

2018年ロータリー国際協議会
バリー・ラシンRI会長エレクト
次年度テーマ「BE THE INSPIRATION」講演

2018年1月14日アメリカ・サンディエゴでのロータリー国際協議会における、バリー・ラシンRI会長エレクトの次年度テーマ講演。これを諫早西ロータリークラブさんがYouTubeで公開していましたので紹介します。
字幕をオンにすると、日本語訳も見ることが出来ます。


こちらも参考に。
https://www.rotary.org/ja/rotary-international-president-rassin-theme-2018

5/8例会:地区研修・協議会報告

第1347回例会(丸森年度第39回)

2018年5月8日(火)12:30~ ハイジアパーク南陽

丸森英一会長挨拶

ゴールデンウィークのため2週間ぶりの例会となります。さすがに旅館は多くのお客様にご利用いただいたためですが、その分従業員の疲労もたまっており本来ですと今日受ける予定だった集団健康診断も二週間後に変更してもらいました。テレビを点けると恒例となった車の渋滞の様子が写し出されています。皆様はどのようにお過しだったのでしょうか。私は4月27日、28日、29日は県縦断駅伝の応援。後半の5月3日から5月7日までは久しぶりに次男も帰ってきていましたので、楽しい時間を過ごしました。只、葉桜になるのが早かったためもあり毎年行っていた山菜採りは、時期をはずしてしまいました。
今日は五月病と言う言葉がありますので、どれ程の方々が出席されているのが心配でした。細則にある様に例会も三分の一以上の出席がなければ不成立となります。皆様の人数を数えてみて安心いたしました。私の年度もあと二ヶ月ですので何卒多くの皆様の出席をお願いいたします。
さて今日のプログラムは4月22日に行なわれました地区研修協議会の報告となります。多少時間もたっておりますが、資料を使って正確かつ端的にお話したいと思っています。

幹事報告 横山仁幹事

  • 5月のロータリーレートは1ドル108円です。
  • 山形北RCさんより50周年のお礼状及びバナーが届いております。
  • 4月22日地区協議会がありガバナーエレクト事務所よりお礼状が届いております。

委員会報告

  • 次年度地区インターアクト小委員会委員 鈴木俊明委員・・・4月26日(木)寒河江市での第4回インターアクト連絡協議会の報告。主に4つ。
    1. 南陽高等学校のクラブ顧問教諭が臼井先生異動のためこの4月に交代。新しい顧問教諭は井家(いけ)先生。
    2. インターアクト年次大会が6月1日(金)に羽黒高等学校をホスト高校として開催。2年後のホスト校は南陽高校。参加をお願い。
    3. 今年の地区外研修は、8月上旬にベトナム大使館訪問を検討中・交渉中。
    4. 新庄東高等学校にインターアクトクラブ設立を準備中。新庄RC・新庄あじさいRC・最上RCの3クラブ合同スポンサーを模索。

スマイル

  • 本間宗一君・・・職業奉仕で早退します。
  • 本田義則君・・・4/24セミナー参加のお礼と、4/28還暦野球大会で勝利し北日本大会出場を決めました。
  • 高橋眞己君・・・鈴木(竹内)沙織さんが4月30日元気な男の子を出産しました。
本日3名、3千円のスマイルが集まりました。全て社会奉仕に利用いたします。ありがとうございました。

「ロータリーの友」見どころ紹介

ロータリー情報委員会 本田義則 委員長
p.3 RI会長「私たちを一つにするビジョン」/p.7 青少年交換学生を受け入れ、「ROTEX」とは/p.14バギオ基金/p.17木の可能性/p.32漫画「米山梅吉ものがたり」/縦p.4 南極越冬隊員経験/縦p.6 私見職業奉仕論/縦p.17「決議二三―三四」採択100周年に向けて/縦p.20「世界をつなぐ切手」

5月の会員ハッピーバースデイ

おめでとうございます。

本日のプログラム

4月22日(日)に酒田市で行われた、地区研修・協議会の分科会報告

社会奉仕委員会(丸森英一君)

・地域奉仕グループカウンセラー 長谷川憲治 直前ガバナーより
奉仕活動の価値はそのものの意義のみならず、それら事業活動のために仲間と一緒に汗を流す事で相互理解が深まり友情も育まれ、自己研鑽にも繋がる。その上地域社会から感謝され、ロータリーの公共イメージの向上に繋がる。 など

・社会奉仕委員会
地区補助金の活用について。3年までしか使えないが、補助金がなくても事業を続けるクラブもある。
グローバル補助金は締め切りはないがRI承認を得るまで時間がかかる。

クラブ奉仕委員会 (鈴木常雄君)

・クラブ奉仕カウンセラー 細谷伸夫 パストガバナーより
クラブ奉仕委員会のなすべき仕事は、リーダー的素養、心のゆとりより生まれる寛容、人に手を差しのべる面倒見、一般人からの信頼を得られる徳と品格を伴う良き人を選び、育て保持すること。すなわち「選良性」がキーワード。
「甘いも渋いも、畑の土の良し悪し」畑の土とはクラブであり、土を作るのがクラブ奉仕委員会です。ロータリーの木の基礎になる。例会の出席がまず重要。仲間を作り奉仕が出来るようにする。
4大奉仕とは違いクラブ奉仕はクラブ内部への奉仕。親睦・人間形成をする。4大奉仕をするための「養分」を蓄える委員会。
「ロータリーの目的」の第一項にある「知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること」、そして自己研鑽をはかり社会に奉仕する。そのすべてのエネルギーになるように例会の充実・親睦に努める。

例会の出席率向上をはかり、創意工夫した例会と楽しい親睦活動ができるよう、プログラム委員会・親睦委員会を企画し、「来て良かったな」と思われる例会づくりをしていきたい。

・上林ガバナーエレクトからの要望
クラブの規模にかかわらず情報が伝わる委員会構成と組織をシンプルにし奉仕活動が出来るようにして下さい。
メイクアップを積極的に進め見解を広めるようにして下さい。
スマイル・にこにこボックスの推進を図り、奉仕活動の資金にして下さい。

■青少年奉仕委員会(鈴木俊明君)

●遠藤伸一委員長(寒河江RC)
RI会長テーマ「BE THE INSPIRATION」これは「何かをやろうという気持ちを起こさせる力」と捉え、それを受けて上林ガバナーエレクトの基本理念は「ロータリーの原点に戻ろう」、基本方針は「パフォーマーになろう」。「表現活動者」となって委員会活動・プログラム運営を活発化させれば、青少年奉仕の理念と実践、可能性や必要が理解・浸透するものと考えます。
委員会方針
4つの小委員会 ――インターアクト小委員会,ローターアクト小委員会,ライラ小委員会,青少年交換小委員会・学友会がありますが、この各委員会とも、委員一人ひとりが「自分たちは何のために集まっているのか」、そして「青少年には、何を伝えなければならないのか」など、目的意識を明確にした上で、事業に参加する若者たちに、達成感や感動、成長をもたらすような運営を心掛けていく。
青少年奉仕の各プログラムの提唱・スポンサークラブとそうでないクラブの温度差が大きい。各クラブへの要望として、インターアクト・ローターアクト・RYLA・青少年交換の青少年たちと、各クラブメンバーの接点を持つプログラムを考えて欲しい。

●各小委員会 委員長から
○インターアクト小委員会 高橋章 委員長(米沢RC)
現在7つの高校にインターアクトクラブがあります。高校生が接点を持つ大人は、親・先生の他は多くありません。ロータリアンという事業経営者、行動力があり決断力がある大人の姿を見せ、交流できる場は貴重です。高校生にいい刺激になる。ロータリアンは「こういう立派な大人になりたい」と憧れられるような人間だと思います。彼らに良い刺激を与えたい。
大きな活動に地区外研修があります。自分たちも世界とつながっているのだと実感してもらうための研修会です。以前は国外に行っていたそうですが、なかなか難しい。それで数年前から、大使館を訪問するようになりました。大使館は日本にあっても外国です。君たちが山形県を代表する若者として大使館を訪れ、きみたちの世代になった時も、この国々と友好関係を結ぶんだよと使命を与える。高校生には貴重な経験。今年はベトナム大使館訪問を検討し、交渉中。
地区外研修の費用は一人当たり約6万円かかりますが、生徒が1/3、スポンサーロータリークラブが1/3、地区が1/3で負担するようにしています。提唱クラブはご理解ご協力をお願いします。
新庄東高等学校と谷地高等学校でインターアクトクラブ設立を希望していますので地区としても全力でバックアップしたい。
○ローターアクト小委員会 越智茂昭 委員長(鶴岡RC)
地区内に5つのローターアクトクラブがあります。文教大学のみ学生で、他は社会人です。RIでもローターアクトに力を入れるといっています。
ローターアクトは世界184カ国 、クラブ数10,904、会員数250,792名から成り、拡大を続けています。現状、地区のローターアクターは減少しています。皆さんの会社の若い社員を是非勧誘して頂きたい。
○RYLA小委員会 後藤洋一 委員長(鶴岡南RC)
前年度2016-2017年度にRYLA大会を復活して、改めてRYLAの良さを感じた。
今年度2017-2018年度は6月(2日・3日)に寒河江で開催。皆様のご参加、派遣への支援をお願いします。
次年度2018-2019年度は、青少年奉仕全体で協力していくという上林ガバナーエレクトの方針に基づき、他の小委員会と連携しながら進めたい。RYLAは年1回のイベントに見えますが、準備に一年近くかかります。ご協力をお願いします。
○青少年交換・学友小委員会 今間勝見 委員長(鶴岡西RC)
ロータリーの青少年交換プログラムは、海外の人びととの交流によって異文化体験をし、生涯にわたる国際理解の種をまくための、青少年――日本では高校生にあたる青少年に提供するプログラムです。数ある国際奉仕活動の中で、最も価値ある活動であると言われています。次年度は2800地区で高校生5人の青少年交換プログラムが予定されています。ひとつのクラブでは受けきれないという一面もありますが、第二ブロックのようにブロック内で人頭分担金を徴収し支え合っている例もあります。一つのクラブ無理ならば、ブロック単位など、複数クラブの協力でスポンサークラブを引き受けることも検討してほしい。

●質疑応答
・酒田スワンRC:ローターアクトのメンバー募集に苦労している。酒田ローターアクトが次年度1人になってしまい、活動継続が困難。年齢上限を引き上げられないか。
A:世界の規定審議会で30歳以上への引き上げは賛成されなかった。
A:RYLAへ参加するとローターアクトに興味を持つのではないか。ぜひRYLAへお誘いを。
A:南陽東ローターアクトは人数が多い。ローターアクターとロータリアンの交流密に。私(今間)は南陽のローターアクターと今でもつながりがある。
・南陽のローターアクトと話をしたら、「とても楽しかった」と話してくれた。そういう人が新たな人を引き込んでくれるのではないか。
・私:インターアクト・ローターアクトの提唱・スポンサークラブとそうでないクラブの温度差が大きいのではないか。負担も大きいので、地区全体で支えていく体制にしていただきたい。

●総括:鈴木一作ガバナー(次年度 青少年奉仕カウンセラー)
RIの常設プログラム6つのうち、4つが青少年奉仕。インターアクト、ローターアクト、RYLA、青少年交換です。それだけRIは青少年奉仕に力を入れている。
5月の青少年奉仕月間で「ロータリアンは青少年の模範」というスローガンを掲げなさいと言っている。まさにロータリアンは若い人達の模範となるべき。その姿を青少年と関わる事で見せていかなければいけない。

■職業奉仕委員会(鈴木俊明君)

後藤副委員長に代理で出席いただきました。資料・録音を頂いたので私から報告します。

●藤野和男 委員長(大江RC )
職業奉仕の理念と実践的な考え方を浸透するため、活発な「表現活動者」となって活動しましょう。職業奉仕は難しいと言われて久しいですが、情報を共有することで、ロータリー年数の浅い会員に職業奉仕の考え方を分かり易く伝え、理解してもらい、身近に感じられるようにしていきたい。

●活動計画
  1. 「ロータリアンの行動規範」の周知を図る
  2. 別冊「職業奉仕について」の充実 ―― 職業奉仕の入門書として冊子を作ってあります。これを読めば職業奉仕の50%は分かるようにしたい。活用いただきたい。
  3. 地区研修・協議会の企画・運営
  4. 職業奉仕セミナーの開催 ―― 参加者目線で充実したセミナーをしたい。参加しやすいよう、ブロック単位での開催も検討している。
  5. 例会卓話の受け入れ ―― 1月の職業奉仕月間はもちろん、それ以外の時期でも、呼んでいただければ例会卓話をします。また、藤野委員長だけでなく地区委員であれば、別冊「職業奉仕について」の説明は誰でもできる。と断言していました。幸い当クラブに横山地区委員がおりますので、期待しております。
  6. 各クラブ会長宛に職業奉仕メッセージを送り話をしてもらう ―― 1月の職業奉仕月間は、各クラブ会長宛に職業奉仕メッセージを送って、会長挨拶などで話をしていただく。是非会長に話をしていただきたいとの事です。これは上林ガバナーエレクトのミッションということですので、川井会長エレクト、その時はよろしくお願いします。

●和田廣カウンセラーの基調講演
かいつまんで紹介します。
職業奉仕は分かりにくいとたびたび言われてきた。分かり易く伝えるために努めてきた。
ロータリーの奉仕の哲学「利己的欲求は最小限にとどめ、常に最大利他の究極を求め続ける」/「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」/「人から喜んでもらえることをする」得意先,仕入先,協力業者,地域の人,社員/「最後は人」ではなく「全てが人」

●地区委員3人のスピーチ
南陽東RC横山仁君、酒田東RCの佐々木聖子君、大江RCの藤野和男委員長が、自分の職業奉仕の実践を語っていただきました。

●冊子「職業奉仕について」説明

■米山奨学委員会(梅津秀樹君)

カウンセラー武田和夫パストガバナーと田中隆一委員長よりお話。米山奨学事業の歩みの説明、2017年に設立50周年。
奨学会の説明。ポイントとして日本の全ロータリーアンが合同で行っている。
支給対象は日本の大学で学ぶ外国人留学生。理由は2度と戦争の悲劇を繰り返さないために、日本の生きる道は平和しかない。日本を理解してもらうため世界の国々から留学生を迎え入れ、平和の懸け橋になっていただく。毎年800人程度採用。
奨学金は毎月例会に出席いただき手渡しする。世話クラブ・カウンセラー制度は米山奨学事業の真髄。
・2016-17年度の寄付の現状
全国寄付総額約13億7千3百万。当地区は全国34地区中31位。1人当たり11,400円。
次年度地区委員会目標「米山事業は平和のために結びつく奉仕活動、交流の機会を増やしてインスピレーションになろう」
深く理解してもらうために、各クラブに情報を発信し、より多くのクラブで奨学生・学友との交流の機会を増やす。

・活動方針
サブ世話クラブ制度を導入、多数のクラブに米山奨学生との交流の機会を作る。是非サブ世話クラブになって欲しい。
米山関係プログラム・卓話の推進。米山奨学会のPRのために50周年記念DVDを活用して欲しい。
寄付の促進 全国順位を引き上げるため努力。独自のアイディアを実践してほしい。卓話など。
寄付手続きの周知をし、寄付しやすい雰囲気を作る。
世話クラブ・サブ世話クラブのお願い。
資料の有効活用 ―― 50周年記念DVDなど。

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例会後の定例理事会