第1546回例会(大竹年度第9回)
大竹一晴会長挨拶
今日は「人生の目的」「人生の目標」について私自身のことについて話をしたいと思います。
「人生の目的」は何なのかよくわかりませんが私は自分の人生での最終目的地ではないかと思います。そして「人生の目標」はここまではたどり着きたいという一つの終着地点のように考えます。たとえば大学はここに入学したい、という第一志望。試験に合格し、自分の事務所を持ちたいという目標。以前ご紹介した菜根譚では人生の8割は思い通りにいかない、と言っていますが、我々凡人には人生ほとんどのことが思い通りにならないのではないでしょうか?案の定大学は第一志望に落第し、税理士試験は受けても受けてもなぜか合格しない。進路変更は今更できず結局合格するまでかなりの年数を費やしてしまいました。ただ遅ればせながら目標である自分の事務所を持つことができました。そして私は47歳の時初めて娘を授かりました。実に結婚してから16年の歳月が流れていました。家内の心労も想像するにあまりありません。娘が誕生し、その時思ったことは、この子が大学を卒業するまでは何とか頑張って仕事を続けよう、そしてこの子が社会人となって何を生業としていくのか、そこまでは見てみたい。と思いました。それが「人生の目的」になりました。
本来なら65歳で定年退職そして年金生活、そこから大学を卒業するまで子供にお金がかかる。そんな仕事をしていたらどうしていただろう。つくづく今の職業で良かったとおもいます。子供が生まれた時、そうあと23年何とか頑張ろうと思ったのが残りあと4年になりました。70歳になってその時がきたら一旦立ち止まって見ようと思います。そのあとは何をしようか考えて見ようと思います。朝起きて今日の夜には自分の通夜かも知れないと考えた時、新しく何かに挑戦しようと思うかどうか。私は今はこう考えています。70歳になって事務所は後継者に渡し、これまで長い国家資格の試験勉強でいつの間にかどこかに忘れ来たなにかを拾いに行こうと。
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