2018年9月17日月曜日

9/17 「十分一山」耕作放棄地等対策プロジェクト<ラベンダーの定植>

社会奉仕事業
「十分一山」耕作放棄地等対策プロジェクト
<ラベンダーの定植>

2018年9月17日(月祝)10:00~12:00 十分一山三段道路下
主催:南陽東ロータリークラブ,南陽市農林課

十分一山の傾斜地は排水・日当たり・寒暖差・風などが良好で明治末期よりぶどうの生産地として開墾が進んできました。生産されるぶどうは品質が良く好評で、生食用のほかワイン造りにも利用されています。この傾斜地にぶどう畑が広がる光景は、南陽市民のみならず「山形に帰ってきた」ことを実感させ、多くの人に愛されてきました。
またこの十分一山とさらに奥の高ツムジ山は、「南陽スカイパーク」として、ハンググライダー・パラグライダーのフライトエリアとなっており、国際大会も開かれています。

南陽市の貴重なぶどう生産地でありましたが、近年、生産者の高齢化と後継者不足により、耕作放棄地となるぶどう畑が目立ってきました。このような危機的現状は、当クラブでも2017年11月28日の例会で市農林課の山口主幹よりお話をいただいておりました。
南陽市では地方創生事業のひとつとして「耕作放棄地バンクを活用した醸造用ぶどう栽培プロジェクト」に取り組んでいます。ぶどう耕作につながるまで、荒れ地にならないように畑を手入れし、景観美を創造するための一環として、今回ラベンダー定植をすることになりました。
当クラブと南陽市農林課が主催となり、南陽高校インターアクトクラブ、南陽東ローターアクトクラブ、置賜農業高校の協力をいただきました。
置賜農業高校の生徒さんには、ラベンダーの苗づくりにも取り組んでいただき、本日自作の苗を定植いただきました。

川井利幸会長挨拶と市への寄付金贈呈


資料


定植作業


南陽東ローターアクトクラブと南陽高校インターアクトクラブ

南陽市「耕作放棄地等再生支援事業及び新規就農支援」推進員 竹田耕平様より現状と取組みを解説いただきました。

当クラブ奉仕プロジェクト担当 平林敏男理事よりこのプロジェクトへの思いと感謝の言葉

パラグライダーが飛んでいます。この美しい郷土を守っていきましょう。

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