2020年3月10日火曜日

3/10例会:米山奨学生卓話

第1428回例会(鈴木常雄年度第30回)

2020年3月10日(火)12:30~ ハイジアパーク南陽

鈴木常雄会長挨拶

連日コロナウイルス関連の話題で持ちきりでございますが、昨日テレビで東京オリンピックが行われたとしても無観客で行われる可能性があるようなことを言っておりました。抽選で当選して大喜びでチケット代を振り込んだ人達、もしそうなったら本当にやりきれない気持ちで一杯だと思います。一刻も早く終息することを祈念いたします。私事ではございますが、息子の結婚式が来月予定しておりますので、山形県には感染者が一人も出ず終息していくことを心より祈念しているところでございます。
さて本日の例会は、米山奨学会について、理解を深めるため、地区田中委員長よりお話をいただき、奨学生に卓話をお願いしております。米山奨学会は、将来母国と日本との懸け橋となって国際社会で活躍する優秀な留学生を奨学することを目的とするという事で、国際奨学団体としては、日本国内では民間最大の規模だという事でございます。そして、奨学金による経済的な支援だけでなく、ロータリークラブ独自の世話クラブとカウンセラー制度による心の通った支援があるという事で、世話クラブのカウンセラーの安部勇人さんにも同席いただいております。
どうぞ本日の例会を機に米山奨学を理解し、米山への寄付金の重要性を強く感じられます事を期待致しまして、本日のご挨拶と致します。

幹事報告 大竹一晴幹事

先週の理事会報告
  • 4月~6月のプログラムが承認されました
  • 春の交通安全県民運動推進会議は欠席
  • 余目RCの創立50周年記念式典は延期。
  • 来週の夜の例会は休会

委員会報告

  • 佐藤文男次年度幹事・・・3月24日クラブ協議会の案内。委員長が駄目なら代理で必ず出席お願いします。

スマイル

  • 和田廣君・・・田中委員長に感謝して
  • 沼澤一茂君・・・妻への誕生日花を頂戴して、有難うございました。
  • 漆山義明君・・・住ノ江での会食に
  • 佐藤文男君・・・米沢の安部君がロータスメンバーなので。
  • 黒澤信彦君・・・先日、米沢の住ノ江で美味しいクエ料理いただきました。
  • 高橋正一君・・・今日バースデーです。?歳かな
  • 安部勇人君(米沢RC)・・・佐藤文男さんと同じロータスメンバーです。鈴木常雄さんをよろしくお願いします。
  • 田中隆一君(米沢RC)・・・今日は呼んでいただいてありがとうございます。
  • 鈴木常雄君・・・米山の委員長さん、安部カウンセラー、奨学生チェ ヘミルさん、よろしくお願いします。
  • 佐藤直人君・・・スマイルに感謝!
本日10名、11,000円のスマイルが集まりました。米沢ロータリークラブのお二方からもいただきました。全て奉仕活動に活用いたします。ありがとうございました。

本日のプログラム 米山奨学生卓話

第2800地区 米山奨学・学友委員会 田中隆一委員長(米沢ロータリークラブ会長)

皆さんこんにちは。本日は米山の啓蒙ありがとうございます。今年2年目の委員長で来年度までやります。
米山奨学生は本年度16名で過去最多人数でした。来年度は寄付額がやや少なかったので14名の予定です。
寄付はガバナー方針で一人1万5千円をお願いしています。普通寄付5千円、特別寄付1万円です。
特別寄付ゼロクラブが地区で26あります。どうしても関わる事ができないクラブは少ない。
南陽東ロータリークラブは毎年10位以内に入っています。御礼申し上げます。次年度も宜しくお願いします。
本日はお呼びいただきありがとうございます。

米山奨学生カウンセラー 安部勇人君(米沢ロータリークラブ)

皆さんこんにちは。
私はロータリー3年目でよく分からないうちにカウンセラーになりました。
留学生がどのような心境で来ているのか、色々考えながらカウンセラーをしてきました。一年間はあっという間で、接する機会が十分だったろうか。米沢に来ていい思い出になればと思います。
それではヘミル君から卓話をいただきます。

米山奨学生 崔咳謐(チェ ヘミル)さん(韓国)

(概要)
こんにちは。今は山形大学工学部の有機材料システム研究科というところに在籍しています。大学は韓国で卒業して、日本には大学院からです。就職も決まり今月卒業します。
いつもは米沢ロータリークラブでのみ参加なのですが、本日はお招きいただきありがとうございます。
コロナウイルスの影響が世界的に広がる中、山形大学も卒業式が中止になりました。今日の衣装は、卒業式で着るために買った韓国の民族衣装です。着る機会が無くなったので今日着てきました。

私は韓国の出身で、小学生の頃にテコンドーを始めました。周りの子たちに比べて体が小さかったので親も心配していた。ジムに通い選手として活躍できていたが、高校の頃から体格の大きな選手にかなわなくなりやめてしまった。自分の人生の武器と思っていたテコンドーをやめて、これからどう生きていくか悩み、そこで勉強を頑張った。
理系に行きたかったが数学が苦手で断念し文系大学へ。しかし自分が勉強したい事ではなく悩んだ。2年生の時に2年間の兵役があり軍隊に入ったがタイミング悪く北朝鮮との関係が悪くなった。実作戦に配置され遺書まで書き、死を意識した。
兵役後本当に自分がやりたいことをやるため文系の大学を辞め、数学を猛勉強して理系の大学へ合格できた。
それが私の一つ目のチャレンジでした。
二つ目のチャレンジは、勉強した化学を生かして世の中の役に立つものを作りたいと思い、大学院を目指した。ところが自分が研究したいことが韓国にはなかった。調べて山形大学にあることが分かったので、日本に行くため日本語を勉強と大学院受験の勉強を両方やった。そして山形大学大学院を受験し、合格できた。
2年間研究だけに集中できた。米沢は都会と違い研究に集中できる環境で良い。
自分のこれまでの人生を一言でいうと「チャレンジ」だと思う。
一つ心配なのは同期より5歳の差があり遅れてしまったこと。しかし最近SNSで良いことを読んだ。オバマ大統領はやめた年齢が55歳、トランプ大統領は就任が70歳。人には活躍できるタイミングがある。今が自分のタイミングだと思うと勇気がわいた。その気持ちで頑張って行こうと思います。
ありがとうございました。

本日の食事

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