2019年9月18日水曜日

9/17 夜の例会 外部ゲスト 南陽市商工会会長 高橋和義様

第1408回例会(鈴木年度第10回)

2019年9月17日(火)18:30~ 食楽亭旭屋

鈴木常雄会長挨拶

本日は南陽市商工会会長高橋様をお向かえしての例会です。商工会といえば私も18歳~40歳まで青年部会で活動致しました。赤湯・宮内・沖郷と3つの青年部会がありましたが、途中から合併となり、各地区の青年部会の活動内容、考え方が違って一つの部会に結束するまでに各地区から常任委員が出て常任委員会の場で色々意見を出し合い大変だった事を覚えております。今は地区毎のしがらみもなくなり、1つにまとまっているようですので青年部会の更なる活躍に期待したいと思います。
 さて毎日テレビで千葉県の台風の被害について報道されておりますが、南陽市でも東日本大震災の時、1日停電がありました。1日だけでも電気のない生活は大変だったと思いますが、千葉県では今後2週間ほど復旧に時間がかかると報道されております。1日でも早い復旧がされる様にお祈りしたいと思います。
 鈴木一作パストガバナーの本の中に東日本大震災について書かれておりましたのでご紹介致します。
「東日本大震災では、死者、行方不明者は2万人近くに達しました。まさに戦後最大の自然災害でした。ご遺族の皆さまには心よりお悔やみ申し上げます。実は今回の大震災では乳幼児の犠牲が少なかったと聞いております。岩手、宮城、福島の3県のまとめでは被災した保育所は700を越え、そのうち約1割は津波などで全半壊したそうです。ところが保育中の乳幼児が亡くなったのは3人だけでした。地震があった時、多くの保育所では昼寝の最中だったはずです。保育士らは子供を起こし、抱っこにおんぶ、手を引き、大声を出しながら避難誘導したのでしょう。ある保育所では10人近くの乳児を入れた乳母車を引っ張り、15人もの乳児を押し込んだ自動車を走らせ、避難場所へ向かったそうです。
 決して職員の数が多くない中、自力避難できない乳幼児を絶対に守るという保育士らの”覚悟”に私は心から敬意を表します。被災地の学校現場も変わりました。親や友人を亡くした生徒が少なくないだけに、大切なことは”物や金”ではなく、”家族や仲間”であることを。子供たちの誰もが肌で感じているそうです。さらに”親の役に立ちたい””卒業したら自分の町を守るんだ””偉い人にはなれなくても立派な人になる”そういう覚悟を感じさせる生徒が増えたと聞きました。
と書かれております。ご紹介いたしました。
 日本は災害の多い国だと思いますが、その都度立派に立ち直ってきました。この度の災害も日本の力を出し切って立派に復旧してまた一つ大きな絆が出来ればと思います。
 本日は旭屋さんでの例会で、おいしい肉をいただきながら大いに親睦を深められればときたいしております。商工会長本日は宜しくお願い致します。

幹事報告 大竹一晴幹事

地区大会出欠について
おしょうしなRCの周年大会のご案内

委員会報告

なし

スマイル


  • 鈴木常雄君・・・商工会長本日は宜しくお願い致します。
  • 佐藤文男君・・・スマイル前担当なので。
  • 小林新明君・・・商工会の高橋会長はハイジアパーク南陽の取締役であります。常日頃お世話になっております。
  • 和田廣君・・・商工会長に感謝して。
  • 高橋眞己君・・・高橋商工会長ご苦労様です。
  • 丸森英一君・・・商工会長お世話になっております。
  • 高橋和義様・・・本日はお招き頂感謝します。

本日7名、8千円のスマイルが集まりました。全て社会奉仕に使わせて頂きます。

本日のプログラム 外部ゲスト 南陽市商工会 会長 高橋和義様

1.商工会とは

商工会議所と商工会の違い
商工会議所 比較的大きな市(山形市、米沢市等)全国515か所 総会員数は125万
総合経済団体、中小企業支援、他、国際的活動が含まれる。
商工会 小さな町・村にも存在。全国には1667か所。総会員数は81.2万。
商工会の基本現sく
・特定の個人や団体の利益のために活動しない
・特定の政党のために活動しない
・営利を目的としない
メインの仕事
・金融:事業資金についての相談・斡旋(無担保・無保証融資の斡旋もある)。マル経融資など。
・税務:所得税は相続税、贈与税の申告納税についての相談・指導
・経理:帳簿の付け方や決算の仕方についての相談・指導
・労部:従業員の採用、福利厚生、労働、社会保険、各種共催、教育訓練等についての相談
・経営:仕入、生産、販売、市場調査等についての相談や経営診断
・その他:法律、特許、取引紹介や講習会などの開催、組合事業等の相談
南陽市商工会の歴史
昭和60年8月(宮内・赤湯・和郷の3商工会が合併)設立
当時の会員数1366事業所
組織 総代会(最終議決機関)理事会 3役会 部会(商業・工業・建設・サービス業・旅館飲食)

2.組織率

問題 分母の総事業者数 分子の会員数 共に減少(サービス業は増えている)
組織率はその地域の経済のバロメーター
南陽は県内ワースト→会員増強に取り組むも苦戦中(事業実態のない事業所が多いため)

3.現状

商工会不要論→銀行や税理士で十分。脱サラや新規創業から倒産・廃業へ
新自由主義の政策のもと→中小や零細の特色のないところは淘汰される時代に
最大の売りは、小規模事業者持続化補助金 最大50万円ほじょ(補助金3分の2)
5年間で市内事業者に総額8,300万補助

4.今後の課題

他市町村との比較をした上で南陽の強み・弱みを分析。市に政策提言や要望をしていく。工業製品の出荷額の増加!観光関連の育成強化!新規創業支援!3本柱
企業誘致を進めるのか?既存企業の支援を強化するのか?
6次化推進→市の農林課あまり意欲感じられない←商工会プッシュ
一店逸品事業による物産開発(商工会)観光協会財源が乏しい!市当局・商工会・観光協会ベクトル合わせ
低金利の時代故に実は新規創業のチャンス←マインドはリスク回避・安定志向!
最後に商工会は使ってナンボ!どんどん利用してください。相談無料です。


出席報告

出席20名 出席率62.5%

懇親会


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