第1379回例会(川井年度第26回)
川井利幸会長挨拶
20日(日)は一年で最も寒さが厳しい時期の大寒に入りました、大寒が過ぎると、節分、立春と厳しい冬の彼方からわずかながら春の足音が忍び寄って来ているとの思に明るい気持ちにはなるのですが、冬の厳しさはこれからが本番です、気を緩めずに寒さを乗り切って頂きたいと思います、又、風邪、特にインフルエンザが流行っていますので、体調管理を充分にして後藤先生のお世話にならない様気をつけてください。第2680地区のパストガバナーで伊丹ロータリークラブの深川純一氏をご存知の方は居ますか、殆どの人は知らないと思いますが、職業奉仕委員長をやっていた時に出会った「職業奉仕のお話」という本を読んで感銘を受けて深川氏を知ることが出来ました、著書もロータリー文庫に数多あります「ロータリー卓話四題(深川純一氏の卓話より)」特に「純ちゃんのコーナー(3分間ロータリー情報)」を2002年から2017年まで16巻出しています、ネットで取り出せますロータリーについて解りやすく書いていますので是非読んで下さい。
10月21日の地区大会に出席された丸尾研一国際ロータリー会長代理が次のように言っています。
―神戸西神ロータリークラブに入ったきっかけは?第2800地区パストガバナーの鈴木一作氏も
丸尾 勧められるままに1989年1月1日に入会しました。自分の生活だけで精いっぱいなのに何のメリットもないなどと思い、正直なところ当初は「いつやめようか」ばかり考えていました。
―以来26年、続けてこられた原動力はどこにあったのですか。
丸尾 入会した翌年、深川先生(1990-91年度ガバナー深川純一氏)のスピーチを聞き、涙が止まらないほど感動しました。ロータリーに対する考えが変わっただけでなく、いかに自分がいい加減な人間だったかを思い知らされ、もっと成長しなくてはいけないと気付きました。私の人生を変えてくれたスピーチと言っても過言ではありません。
深川純一先生を偲び、先生が残された珠玉の講演録を読んでおりました。その中から、1つ紹介いたします。先生は、まさに真のリーダーでした。
”真のリーダーと呼ばれる人は数少ないのであります。また、リーダーに関する著書も、「如何にすればリーダーになれるか」というような技術論ばかり、謂わばハウツーものばかりであります。大事なことは、「リーダーとは本来如何にあるべきか」と謂うこと、謂わば、リーダーの心を考えるべきであります。私など、深川先生の足元にも及びませんが、上記を道標としながら精進してまいります。(1月11日 face book)より
人はこの世に生を受け、やがてこの世を去る、その時に到るまで、人生には沢山の出会いがあります。その沢山の出会いの中で、自分の人生を変えるような話を聞くことがあります。その話を聞き逃さないことであります。したがって、先ず、「人の話を謙虚に聞く」ということが第一肝要のことであろうかと思います。
では、どのように生きていくのか。全てのことに感謝して、素朴に、素直に、そして謙虚に生きていく。そうすると死んでも余韻が残っていくものであります。毎日の積み重ねが、死という緞帳が下りた時に、後の人にどのようなものを遺したか、リーダーというものは、余韻を残して死にたいものであります。 ”
【紹介終わり】
と言ってます、深川純一氏のご冥福をお祈りします。
新入会員にロータリーグッズを授与
嵐田香君に「ロータリーの目的」,「四つのテスト」,南陽東RCのバナー,今年度の計画書を授与しました。委員会報告
- 社会奉仕委員会 高橋則雄委員長・・・計画している奉仕活動のぶどう苗植え付け作業が、先週の臨時理事会で承認いただきました。3月28日(木)午前中を予定しています。180本ほど植え付ける予定です。多くの参加をおねがいします。なお、先日植え付けたラベンダーは約8割~9割が定着して育っているそうです。
スマイル
- 佐藤文男君・・・スマイル担当ですので!!
- 和田廣君・・・嵐田さん、例会に初めて出席されたので。
- 飯塚一博君・・・大竹次年度幹事のひな壇の席、お似合いです。
- 小笠原幸一君・・・今年初出席に!
- 後藤利昭君・・・佐藤スマイル委員長のムードに負けてスマイルします。
- 高橋正一君・・・嵐田さん初例会おめでとうございます。
- 本間宗一君・・・本日卓話をします。
- 鈴木常雄君・・・嵐田さん入会おめでとう。次年度の委員長を依頼受けた方は、宜しくお引き受け下さい。
- 本田義則君・・・香さんの初通常例会参加歓迎致します。先週の30周年記念事業委員会の御参加に感謝。
本日のプログラム 会員卓話
小笠原幸一君
南陽市結婚推進室について本間宗一君
禅宗の仏事法要で、「有縁無縁」乃ち浮かばれない、身寄りのない、もしかすると供養を受けることのできない亡者に、皆平等に供養するという法要があります。いわゆる「餓鬼道」に落ちた者を救う法要です。
生前に、お金に貪欲、不要な殺生、自分だけ(我欲)、水増しして儲ける、騙し取る
など不正や悪行をした者が、その報いで餓鬼道に落ちると言われています。
簡単に説明しますと、冒頭にこう唱えます。
「・・・諸鬼神等、請う来たって此に集まれ、我今悲し愍して普く汝に食をを施す・・・
願わくは汝各々我此食を受けて・・・普く皆飽満せむことを・・・」
つまり、皆んな集まれ、一同全員集合、ありがたい慈悲の法要で救ってあげましょう、と
こう言います。
そして、次のような呪文を唱えます
「除慳貪業福智円満・・・じょけんとんごうふくちえんまん」
ケチで欲が深い、人に与える事をしないを救いましょう。
満たしてあげましょう、そうすれば煩悩を離れます
「破醜陋形円満相好・・・はしゅうろぎょうえんまんそうこう」
卑しい顔かたちを破し、円満なる相好(顔かたち)にしてあげましょう
そうすれば満ち足り、心が安らぎます。
「灌法身心令受快楽・・・かんぽうしんじんりょうじゅけらく」
灌法(仏の教えを注ぎ)身も心のも快楽を与えましょう。
そうすれば説法の功徳を受けられます
「咽喉広大飲食充飽・・・いんこうこうだいおんじきじゅうぼう」
咽喉を広げ十分に食物で満たしてあげましょう。
「恐怖悉除離餓鬼趣・・・くうしつじょりがきしゅ」
恐怖心を取り除き餓鬼の世界から離れさせてあげましょう。
そうすれば生かされる喜びが恐怖を超えることができます。
こういうお経です。
もしかすると供養を受けられなく、苦しんでいる亡者もいるかもしれません。ご先祖にお参りをするとき、一緒に供養してあげましょう
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