第1541回例会(大竹年度第3回)家族ビアパーティ
2023年7月18日(火)18:30~ 熊野大社證誠殿
大竹一晴会長挨拶
少子化の現状
出生数と死亡数の関係は2005年を境に逆転、つまり生まれる人より死ぬ人が多くなるという状態であり自然増減数がマイナスに転じています。
山形県でも1990年あたりから65才以上の人口が14才以下の人数を超えるようになり2022年では65才以上の割合は35%15才以上65才未満55%14才以下が10%となっています。
合計特殊出生率、つまり一人の女性が生涯生むことが見込まれる子供の数を示す指標ですが国全体では1980年は1.75人であったのが2021年では1.30人まで減少し、ここ南陽市でも1980年は2.14人であったのが1.41人まで減少しています。これでは確実に減ります。
何故人口は減っていくのでしょうか?国が掲げている要因としては
① 未婚化
② 晩婚化→晩産化
③ 子育ての不安感・負担感
④ 若年世代の流出
を掲げています。
若い世代の未婚化・晩婚化、「結婚するつもりがない」若者が増加
ここで気になるデータがあります。わたしも初めて知った数字であります。
男性の雇用形態別の有配偶率という数字です。
正規従業員では25-29才で30.5%30-34才で59% これに対して非正規従業員は25-29才で12.5%30-34才で15.7%となっています。
これはなにを意味しているのでしょうか?現代の若者が明るい未来像を描けないからではないでしょうか?
前の小泉政権時に以前は非正規雇用は特殊な業種に限られていたと記憶していますがその範囲が小泉政権のとき大きく拡大の方向に変えられたからではないでしょうか?
確かに経営者の立場から言えばいつでもクビに出来る従業員はある意味では使い勝手がいいのかも知れません。
しかし雇用される側に立ってみるとこれほど不安な立場はないように思います。
明るい未来が見えないから結婚をためらっているように思えます。全てがそうではないかも知れませんが。
国は児童手当をさらに支給することで少子化対策としていますが果たしてそうでしょうか?
お金、それも月3万円程度余計に支給されるから3人目を作ろうと果たして思うでしょうか?その3万円も我々が納付する税金です。
少子化についてはその要因や対策について一回では話切れないので何回かに分けてお話をしたいと考えています。次回は男性育児休業制度を取得についてお話したいと思います。
幹事報告 髙橋則雄幹事
1.7月25日は移動例会になります。
場所は南陽市防災センタ―大会議室になります。
2.前年度出席100%表彰を出席(SAA)から報告させていただきます
3.上期の会費納入が今月末ですのでよろしくお願いします。
4.次週25日の例会は大委員長3名(会員増強、職業奉仕、国際奉仕)の方々からの方針と抱負です。よろしくお願いします。
5.第1週の例会時にお配りした、年次計画書及び会員名簿の修正事項が無ければ、現在の内容で進めさせていただきます。
6.8月1日佐藤ガバナー補佐を迎えて、クラブ協議会になりますので、ご予定に入れて多くの参加をお願いいたします。
委員会報告
親睦委員会 松田拓也委員長スマイル
全員スマイルビアパーティ
前年度出席率100%表彰「田舎暮らしのアリエッティ」ライブショー