2022年6月14日火曜日

2022/6/14 第1493回例会(横山年度第25年回)

第1493回例会(横山年度第25年回)

2022年6月14日(火)12:30~ 熊野大社證誠殿

横山仁会長挨拶


 6月3日インターアクト年次大会が3年ぶりに蔵楽で盛大に開催されました。南陽高校をホスト校とし、県内7校の高校生が集まり各高校の活動報告や葉っぱ塾代表の八木先生のアトラクションに参加し他校生とのコミュニケーションも大いにとられていたように思えます。年次大会で様々得たものや学んだものはとても多かったはずです。参加した高校生たちが将来社会人になった時にこの年次大会や学校での地域活動を生かして地域社会に貢献できる人間になって頂きたいと思っております。そして今回参加して頂いた会員皆様にも感謝申し上げます。
 今月は親睦活動月間となっております。
ロータリー章典によりますと、クラブと地区は、特にロータリー親睦活動月間である6月中に、親睦活動を推進するよう奨励されているとあります。ロータリーにおける会員同士の友情、友愛の育むための親睦活動を推進することが奨励されております。ところで日本では昔からよくロータリーの原点は「親睦と奉仕」だと言われております。実際ロータリーの二本の柱として、親睦と奉仕を挙げるロータリアンは多くいますし、新年度のクラブの会長テーマとしても「親睦と奉仕」を掲げられるクラブをよく見かけます。もちろん「親睦と奉仕」がロータリーライフを支える二本の大きい柱であることは疑いのない事実であります。 ポール・ハリスの著書(My Road To Rotary)の中で、彼はこう言っております。自分が育ったウォーリングフォードの村人の勤勉、誠実、質素な気質を懐かしみ、ロータリーを作ろうと思った経緯を振り返っています。「日曜、祭日には寂しくて身を持て余しました。日曜の朝には下町の教会に行けば気もまぎれましたが、 午後はずっと一人ぼっちになりました。そして故郷ニューイングランドの谷間の緑や優しい旧友の声を思い出していました。私以外にも農村や小さな村から出てきて、この大都会に落ち着こうという若者が沢山いるに違いありません。私も実際にそんな人を二、三知っています。どうしてそのような人たちを一緒に集めてみないのでしょう。もし彼等が私と同じ様に友達を求めているなら、そこから何かが生まれるはずです」「ある晩のことでした。私は同業の知人に誘われて、彼の郊外にある家を尋ねました。夕食後、二人で散歩に出かけたのですが、店の前を通るたびに、友人は店の主人と名前を呼び合って挨拶をしていました。私は、ニューイングランドのウォリングフォードのことを思い出しました。その時、この大都会シカゴで各種の職業から政治や宗教の立場を離れて、お互いの意見を大らかに認め合えるような人を、一人ずつ選んで親睦団体を作ったら、という構想が浮かびました。もし、こんな団体ができれば、お互いに助け合えるはずです」 これも有名なお話ですが、ポール・ハリスが 初めて日本を訪問した時、日本のあるロータリアンが、 ポール・ハリスにロータリークラブ設立の動機を尋ねました。ポール・ハリスは「ただ寂しかったから」と答えたと伝えられております。つまりロータリー創設の原点は本当に心から何でも話し合える友人を作ることであり、言い換えれば、会員同士の友情にあったのだと思います。

幹事報告 安部直樹幹事

◆5/31前回理事会報告
・例会場の会場費について、現在は昼1,300円、夜4,000円であったが、昼1,500円、夜5,000円、会場使用料1回につき3,000円で證誠殿と覚書を交わしたいと思います。
・高橋秀明君より退会届が提出され、今年度で退会を承認致しました。

◆幹事報告
・6/3 インターアクト年次大会が蔵楽にて開催され、9名で参加してまいりました。
・本日6時30分より南陽、臨雲、東の3クラブ新旧会長幹事会を開催致します。
・本日ほんとに最後の臨時理事会を開催致します。



社会奉仕委員会…6月入会記念 三浦卓夫

スマイル

和田廣…横山会長 安部幹事に感謝して
佐藤文男…一年間おせわになりました
高橋眞己…横山会長 安部幹事一年間御苦労様でした
漆山義明…一年間お疲れさまでした
山口富美子…横山会長 安部幹事お疲れさまでした
黒澤信彦…4人目の孫が産まれました。会長、幹事お疲れさまでした
大竹一晴…横山会長ご苦労様でした
本田義則…横山会長 安部幹事一年間ご苦労様でした
飯塚一博…横山会長 安部幹事一年間ご苦労様でした
金子公男…今年度最後のスマイルします
安部直樹…今年度 一年間ありがとうございました
嵐田香… 来週の例会欠席します 

プログラム
1年を振り返って
横山会長
安部幹事
 コロナ禍でスタートした横山年度。
 私個人としては出戻りロータリアンではあるものの、再入会して2年目で幹事職を受ける事になり、当初はお断りするつもりでしたが、以前退会した理由も個人的には納得のいくものではなかった為、横山会長の手となり足となり尽力する事を決めました。また以前私が退会時には40名弱いた会員も激減していた事から、なんとか南陽東RCを盛り上げるべく取り組もう心に決めました。
 しかしながら8月、9月と県内でコロナが蔓延し、感染拡大防止の為やむなく中止といたしました。
 ただ中止にするだけではなく、会長の言葉をブログ、LINEを使用し発信していきました。10月からはなんとか例会を再開する事ができましたが、例年のような親睦を深めるような活動は思うようにできず、今日まで歯がゆい思いできました。
歴代の幹事をされた方には足元には及ばないとは思いますが、私なりに会長と会員のロータリーマークのような歯車となり活動してきたつもりです。
 今年度は会長からも話がありましたが、大きな事業が2つありました。
ひとつは事務所の移転です。これは全くもって予想していなかった事です。前会員であった小笠原さんの会社がコロナ禍の影響を受け倒産し、ロータリー事務所も小笠原さんの所有物件だった為、引越しをせざるを得ませんでした。破産管財人とのやり取り、電気・電話の解約、新規契約手続き、引越しの準備等なかなか経験できない事を経験させて頂きました。
皆さんの御協力を持ちまして、無事に事務所移転をする事ができ、改めてお手伝い頂きました会員の皆様と、新事務所を提供して頂きました髙橋眞己さんには感謝申し上げます。
 もう一つは親睦活動としてフードバンク及び生活困窮者への手助けです。
 元々コロナ禍で思うような活動も出来ない事から、会員へアンケートを取り、何か活動案を募ったところフードバンクの提案がありました。
 新聞やメディアで「フードバンク」という言葉は聞いた事はありましたが、具体的に何をすればいいのか、他のフードバンク活動を行っている団体を調べ、社会福祉協議会へ出向き、話を聞いたうえで素案を作成し、社会奉仕委員会へ計画して頂きました。
初めての活動であり、フードバンク活動に焦点をあててしまうより、SDGsにも絡めた形での活動目的としました。結果食料品だけでなく、生活用品も会員の皆様から多く提供頂きました。本当に有難うございました。この活動が当クラブから他のクラブや会員企業内でも広がればと思います。継続して活動していけばクラブとしてもPRする一つにもなるかと思います。
 冒頭でも述べましたが、以前退会する際は会員数が40弱であり、なんとか横山年度で1名でも増やせればと個人的にも思っており、なんとか1名入会して頂けましたが、残念ながら2名退会となりました。
 次年度黒澤年度には大いに期待したいと思います。

 以前もお話ししましたが、やはりロータリーは経営者もしくは企業の経営職の方が入るべきだと思います。私はローターアクト出身ですので、ロータリーに入会する資格はありますが、企業内では管理職であり、皆様と対等の立場ではありません。
様々な企業の経営職の方々が集い、そこで初めて異業種の交流として成立するのではないかと思います。昔はロータリーに入会したくてもできない時代があったと聞きます。社会的地位が認められて初めてロータリーに入会できるという時代もあったそうです。
時代の変化と共に職業分類も多岐に渡り、会員減少により誰でもいいからロータリーに入れてしまおう!という風潮も個人的にはいかがなものかと思います。とはいえこれ以上退会者が出ないように、まずは現会員がもう一度ロータリーという組織を見直し、充実した活動を行い、誇りをもってロータリアンと言えるようなクラブになればと期待します。

 会費の問題も毎年のように話題になりますが、それは会費=価値だと思います。
ベンツが安かったら販売台数は増えるでしょうが、メーカーブランドは落ちます。結果、壊れても安いから仕方ない、というように思われブランド力はどんどん下がります。
では価値をあげるにはどうすべきか。ブランディングが必要かと思います。
皆さん経営者の方がほとんど。いかにして今の会社を立ち上げたか、ここまでやってきたか。ノウハウはあるはず。南陽東RCを一つの会社と考えれば、いかにして発展させるかは皆さんの知恵があれば容易ではないのでしょうか?
 また、よく経営者は経営者同士でしか悩みを打ち明けられないと聞きます。異業種の経営者の集まりだからこそ、そこに自社の発展に繋がるヒントがあるかもしれません。南陽東ロータリークラブのブランド力を高め、そこで得たものを自社でも生かし、会社の発展、ロータリーの発展、そして結果として地域の発展に繋がればと思います。
最後にお願い。
 ローターアクトへの入会。社員の人材育成。ロータリーとの積極的な交流。社長の別の面を見せる事で、社員のモチベーションにも繋がると思います。

 今年度一年間幹事職としての評価については皆様にお任せします。しかし自分なりにはクラブ運営が円滑に行くよう取り組んできたつもりです。
一年間いたらぬ幹事でしたが、横山会長始め、皆様に感謝申し上げまして振り返っての感想とさせて頂きます。

出席報告
本日の出席 17名(26名中)出席率65.3%(メイク修正後84.6%)


0 件のコメント:

コメントを投稿