第1477回例会(横山年度第9回)
2021年11月2日(火)12:30~ 熊野大社證誠殿
横山仁会長挨拶
今月は財団月間です。ロータリー財団は国際ロータリークラブ連合会の会長アーチ・クランフ氏の夢から始まりました。1917年6月、彼は「寄付による基金をロータリーで作り、世界的規模で慈善、教育、その他の社会奉仕の分野で何か良いことをしよう」とアメリカジョージア州アトランタ国際大会で提案し、採択されました。しかし、彼の熱心さにもかかわらず、寄付はなかなか集まりませんでした。実際このロータリー基金(現ロータリー財団)に最初の寄付があったのは数か月後で1917年アメリカミズーリ州カンザスシティーRCからの26ドル50セントというささやかなものでした。当初、これはクランフ会長への記念品の為の購入資金でしたが、カンザスシティーRCが記念品の代わりに基金へ寄付することを決定したものです。次の寄付はアメリカカリフォルニア州サンフランシスコRCから寄せられました。しかし、6年経っても基金はやっと700ドルに達したに過ぎなかったそうです。その後、ようやく5000ドルにまで成長したロータリー基金は、1928年ミネアポリス国際大会で「ロータリー財団」として承認され、国際ロータリーから独立した別機関となりました。そして1931年に信託組織となり、1983年にアメリカイリノイ州の法令の下に非営利財団法人となって、現在に至っております。
「ロータリー財団の父」として讃えられるアーチ・クランフ氏は1869年6月6日、ペンシルバニア州コネチカットの貧しい家庭に生まれました。幼少の頃、両親と二人の兄と共にオハイオ州クリーブランドに移住。家計の足しにする為12歳で学校を辞め仕事に就いたそうです。仕事をしながら、彼は夜間学校にも通い、18歳の時キュー・ヤホガ木材会社の雑用係の職に就きました。その後どんどん昇進して最終的にはその会社の総支配人、そして経営者になったそうです。
彼は製箱会社や汽船会社、銀行の社長、不動産業などでも経営手腕を発揮しています。また、優れたフルート奏者として、クリーブランド交響楽団で14年間にわたって活躍したことでも知られております。また、彼は1914年に国際ロータリークラブ連合会の理事になり、1915年に採択された標準ロータリークラブ定款・細則の制定に携わった責任者であったことでも有名です。さらに、ロータリーに地区を設け、地区ガバナー職をつくり、年次地区大会を確立したのも彼の業績だそうです。驚くべきことに、これらの彼の活躍は、第一次世界大戦中の出来事だったという事です。
しかしながら今現在、彼が目指したロータリー財団は全く性質が違い、法人となったRI財団は彼の夢とはかけ離れ、私欲の為に寄付集めに躍起になっております。本来彼が創設したかった財団とは自身の家計が貧しく、寄付で集めたお金を世の中の貧しい人たちの為や地域社会に役立てて欲しかったと思っていたのではないでしょうか?
幹事報告 安部直樹幹事
*例会後、定例理事会
委員会報告
*プログラム委員会
11/8(月)プログラム委員会 1〜3月のプログラム
*社会奉仕委員会
クリーン作戦 11/7(日)烏帽子山公園
コロナ禍における新しい社会奉仕の在り方について模索、フードバンクを検討
*雑誌広報
ロータリークラブの「友」11月号の見所
*今月の会員誕生
横山 仁 君 おめでとうございます
*スマイル
飯塚 一博 君・・・・・・早退
高橋 則雄 君・・・・・・RCつり同好会、烏賊GET
安部 直樹 君 ・・・・・長女 自衛隊に入隊!
*本日のプログラム
会員増強維持についてのフォーラム・・・・高橋 秀明委員長
本年度目標 会員1名増強
何故会員増強が進まないのか、危機感がない、当事者意識の欠如
今日は、推薦新会員を100名リストアップします
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