第1326回例会(丸森年度第18回)
2017年11月21日(火)18:30~ ハイジアパーク南陽
ポールハリスフェロー認証
小笠原幸一君,鈴木俊明君
丸森英一会長挨拶
10月27日から始まった大型絵本の贈呈及び読み聞かせは、11月17日市内の七施設を回り終了いたしました。3才児以上を預かっている施設です。当初はインターアクト、ローターアクトに手伝ってもらうつもりでしたが、授業や勤務の関係もあり、結局我々ロータリーで全て行いました。その中で日程の調整を行った横山幹事は大変だったと思いました。また、管野エレクトを始め黒沢君、本間君、高橋真己君、飯塚君そして鈴木俊明君には、ほとんどの施設で読み聞かせを行ってもらい、園児の反応を見ながらの読み聞かせで出色の出気ばえでした。元気な挨拶や手作りのお礼のプレゼントなどをもらい、私達も心が暖かくなるすばらしい社会奉仕活動をさせてもらったと思っています。
さて最近、安全運転管理者の講習を受けてきました。毎年1回の義務講習で時間も朝9時半から夕方4時半までの長時間の講習です。・薄暮時の早目点灯、・老人や子供の飛出し注意(その場合、運転者の注意義務違反が強く過失割合が問われます)などは、いつも言われている事です。その中で特に知っておいてもらいたい事は横断歩道前に渡ろうとする人がいた場合の停止を特に強調されました。ヨーロッパやアメリカでは、ほとんど停止があたりまえになっており、東京オリンピック、パラリンピックを前に、特に取締りに重点を置くとの事です。特に山形県の場合、山形市の横断歩道で調べた時は、50車輌全てが止まらないで通過したとの事で、重点地域として取調べ強化になっている様です。皆様も安全運転義務違反にならない様、十分気を付けて下さい。
今日のプログラムは、(株)黒沢ファームの代表取締役黒沢信彦氏の会員卓話となります。先日の倫理法人会でも講演されている世界の黒沢さんの卓話ですので期待しております。
幹事報告 横山仁幹事
- 11/7の定例理事会審議事項
- 東京RCメイクの件アンケート調査中
- 新目さん11月から休会承認
- 南陽RC,臨雲RC,南陽JC,南陽ライオンズの忘年会の件 南陽RCは副会長、臨雲RCは幹事、JCは会長エレクト,ライオンズは会長が参加。
- ソロプチミスト南陽山からチャリティーワインパーティーのお礼状。回覧します。
- ガバナー事務所から地区大会参加のお礼状。回覧します。
- 南陽市市制施行50周年記念事業参加のお礼状。回覧します。
- 地区補助金の大型絵本寄贈がすべて終了。参加して頂いた方に感謝申し上げます。
委員会報告
- 平林敏男 プログラム委員長・・・1~3月のプログラムある程度固まりました。FAXにて委員会に代えさせていただきます。4~6月のプログラムは2月頃に決めます。
- 後藤利昭君・・・12/16の私の卓話はAEDの使い方講座を予定しております。
スマイル
- 平林敏男君・・・本日の内部ゲスト 黒澤氏よろしくお願いします。
- 小笠原幸一君・・・ポールハリスフェロー第2回目の受託に感謝。
- 鈴木俊明君・・・1回目のマルチプル・ポール・ハリス・フェロー認証いただきました。一昨日演奏会成功。今度の日曜日には南陽市市制50周年記念の「南陽賛歌 白竜湖」を歌います。
- 高橋眞己君・・・黒澤さんのお話に期待しまして。
本日4名、合計4千円のスマイルが集まりました。全て社会奉仕事業に使われます。ありがとうございました。
本日のプログラム
会員講話:「将来の農業者像」株式会社黒澤ファーム 代表取締役 黒澤信彦君
(概要)
雑誌「女性自身」の記事「今年の注目ブランド米」/以前は新潟産コシヒカリがどこにも知られたブランド/北海道はコメの宣伝に山形の10倍ほど使っている/北海道「ゆめぴりか」が知名度を上げて、新潟産コシヒカリとほぼ同額の価格/ブランド米の価格はトップが魚沼産コシヒカリ、2位が「ゆめぴりか」、3位が山形県の「つや姫」という状況/「どまんなか」は生産減っているが、米が悪いわけではなく、販売戦略上の問題/新潟は威信をかけて「新之助」を作った。粘りがあり香りが良い。/岩手県「金色の風」が今年デビュー、石川県「にこまる」、滋賀県「みどり豊」など続々/食物検定協会の食味ランキングで「森のくまさん」が特Aを取り、全国に広がった。/島根県の「仁多米」/温暖化の影響で標高が高い場所でもおいしい米が作れるようになった/以前は東日本の米の方が人気があったが、原発事故の影響で西日本の米が注目を集めるようになった/黒澤ファーム「夢ごこち」も唯一個人銘柄として雑誌で推薦していただいた/
「はえぬき」甘味粘りのバランスが良い。吸水性が良くよく膨らむので業務用に人気/「つや姫」甘味強く香り良くのど越し良い。今までなかった食感。/「ゆめぴりか」粘り強くもち米に近い、存在感がある食感/「ササニシキ」はさっぱり系。以前はコシヒカリと並ぶブランドだったが、暑さに弱い。高温で見面が悪くなる事が増え人気が落ちた。
日本人一人当たりのコメ消費が減少。朝食パン派多い。/昭和40年頃は一年間で一人120㎏消費していたのが、今は50㎏程/販売は落ちているがネット販売は増えている。特にスマートフォンからの注文が5割/
国の政策で家畜用餌米へ誘導しているが肥育日数が伸びるなど問題もある/輸出に力を入れる必要がある。一番のターゲットは中国市場/中国はまだ規制が多いが緩和されれば大きい。/
農機具メーカーのクボタとの取り組みを動画で紹介/
生産者が減っている問題/食糧問題とは食べる側の問題。身近で作っているものを食べられる状況がなくなって良いのか、考えていただきたい。/
南陽市で作っている「つや姫」を東の麓さんでお酒に。飲んでみてください。/
質問等
鈴木俊明君:黒澤ファームさんの玄米を食べたら感動的に美味しかった。健康志向などで玄米消費が増えるのでは?
黒澤君:玄米もおいしく炊ける技術が多くなった。玄米消費は増えてはいるが、「銀シャリ」志向が強く、それ程多いわけではない。
高橋眞己君:米の種類が多いと炊き方をどうしたらいいのか。品種に合わせておいしく炊ける炊飯器があるようだが。
黒澤君:電気炊飯器は限界がある。米の芯まで熱を伝えるのが重要。ガスは火力が違う。土鍋でガスで炊くとおいしい。
本間宗一君:黒澤ファームの米を親戚に送ったら、美味し過ぎて他の米が食べられなくなると言われた。ありがとうございました。
懇親会
司会:親睦委員会 佐藤文男 委員長
乾杯:後藤利昭君